伊那市「火の見やぐら」ガイドマップ

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火の見やぐらの多くは昭和20~40年代に建てられました。しかし時の流れにより今ではすっかり忘れられた存在となり、残念なことに姿を消していくものも少なくありません。火の見やぐらは今失ってしまえば二度と復元できない時代の証言者であり、かつて私たちの暮らしを支えていた生活文化遺産です。その姿をとどめ、その価値を多くの皆さんに気づいていただくため、このマップを作りました。
・国土地理院使用番号:この地図制作にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用しました。
(承認番号:平成25情使、第72‐GISMAP31128号)

update date: 2024.03.19

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Number of spots : 43spots

  • 高遠町小豆坂トンネル宮原口

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    ■高遠町小豆坂トンネル宮原口 撮影:平成17年7月27日 県道211から見ると集落を見渡す高台に鎮座していることが分かり集落との景色が良い。しかし、夏になれば草が繁茂し近づくことは難しく忘れられた存在となっている。 ■梨の木型 基本構造:4本足 中二階無しハシゴ内付け 中二階無し。4本柱の内側に最上階までのハシゴがついているタイプ。初めてみた伊那市西箕輪梨の木(なしのき)からとって、「梨の木型」と呼ぶ。4本足の中でも比較的小型のタイプに多い。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村非持山

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    ■長谷村非持山(現在は無し) 撮影:平成17年7月27日 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)外付け。中二階から最上階までいく外付けハシゴ(第2ハシゴ)があるタイプ。長谷村非持山集落で見つけたので「非持山型」と呼び新型認定した。基本形としては桜井型(3本足はしご外付け)であるが中二階を付けてあるのが特徴。「非持山公民館」がすぐ近くにあるのになぜここにも立てたのか疑問である。 他に類型がなかっただけに撤去されたことは本当に残念でならない。 ■非持山型 基本構造:3本足 第1、第2ハシゴ外付け 踊り場有り 踊り場まで登るはしご(第1ハシゴ)外付け。踊り場から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)も外付けのタイプ。長谷村非持山集落で見つけたので「非持山型」と呼ぶ。しかし、今のところ同型は見つかっていない。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村非持山公民館

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    ■長谷村非持山公民館(現在は無し) 撮影:平成17年7月27日 グルグル巻きにされた「きけん立ち入り禁止」の黄色いテープが悲しい。子どもが遊びで上るのは危険だが、やぐら自体は全く異常なく頑強であった。何が危険だというのだろう。その存在自体を危険視して撤去してしまったとすれば悲しい限りである。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村非持

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    ■長谷村非持(現在は無し) 撮影:平成17年7月27日 小さな村の小さな火の見やぐら。形状も屋根のスタイルが全体をかっこよくしている。許されるなら全体を銀色に、そしてやはり屋根は真っ赤に塗りたかった。青銅製の「富田鐘」もとても良い。 しかしながら撤去されてしまった。青銅製の「富田鐘」は地区で保管されているのだろうか。それとも売り払われてしまったのだろうか。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村非持

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    ■長谷村非持(現在は無し) 撮影:平成17年7月27日 半鐘を付けるところは最上階と中二階に2カ所あるのだが、双方とも半鐘は外されていた。火の見やぐらとしてのシンボルははずされているが、村の防災としてのシンボルとして火の見やぐらがあることは、隣接するポンプ小屋の火の見櫓に合わせた屋根形状から見て取れた。ホース干し柱としても活躍中のようである。 以上は撮影時の感想。 残念なことに「村の防災のシンボル」になりえず撤去されてしまった。道路拡幅などの理由もなく撤去されたことは残念でならない。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷黒河内和泉原

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    ■長谷黒河内和泉原(現在は無し) 撮影:平成18年8月1日 この集落にはありそうなのに何故無いんだ?と思って探索しやっとの思いで火の見櫓を発見したときはうれしい。この火の見やぐらはまさにそれ。しかし今はない。別に邪魔でも危険でもないのに破壊してしまうのはなぜなのか。さびしい。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷黒河内黒川

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    ■長谷黒河内黒川(現在は無し) 撮影:平成18年8月1日 火の見櫓とは本来どこにあってもその集落で目立つ存在でなければならないのだが、忘れ去られた存在となった今は、樹木に覆われてわからない場合が多い。二つともに樹木により本当にわかりにくいところにあった。この火の見やぐらも撤去された理由が分からない。金属が高値だった一時期に売り払えばそれなりの金になり撤去もお任せ、ということがあったのだがここもそれだろうか。残念でならない。 ■梨の木型 基本構造:4本足 中二階無しハシゴ内付け 中二階無し。4本柱の内側に最上階までのハシゴがついているタイプ。初めてみた伊那市西箕輪梨の木(なしのき)からとって、「梨の木型」と呼ぶ。4本足の中でも比較的小型のタイプに多い。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村中尾

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    ■長谷村中尾(現在は無し) 撮影:平成17年10月1日 撮影時に街灯がつきっぱなしだったが地区に皆さんは知っているのだろうか。屯所の荒れ方を見ると「知らないのではないか?」と思ってしまった。中尾歌舞伎の芝居小屋は集落内のシンボルとして綺麗であったが、防災のシンボルであるはずの火の見やぐらと屯所にも、もう少し配慮を…。 などと思っていたら撤去されてしまった。屯所は相変わらずであるが。 ■車屋型  基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村市野瀬北馬越

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    ■長谷村市野瀬北馬越 撮影:平成17年10月1日 この撮影時に街灯が点きっぱなし。何故か長谷村は街灯点けっぱなしが多い。それだけ火の見やぐらに関心がないということか。今はどうなのだろう。しかしこのされていることだけで感謝である。 ■梨の木型 基本構造:4本足 中二階無しハシゴ内付け 中二階無し。4本柱の内側に最上階までのハシゴがついているタイプ。初めてみた伊那市西箕輪梨の木(なしのき)からとって、「梨の木型」と呼ぶ。4本足の中でも比較的小型のタイプに多い。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村浦

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    ■長谷村浦 撮影:平成17年10月1日 浦集落は平家の落人伝説が残る有名な集落である。小松の中将(平維盛)を祀ったと言われる墓所や、それを年に一度お祀りする赤旗祭りが有名である。立派な美しい車屋型の火の見やぐらとその下の小屋に素晴らしくアンティークな小型ポンプがあるのが実に素晴らしい。ここでもポンプ小屋の街灯つきっぱなしが気になった。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村杉島伊東

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    ■長谷村杉島伊東 撮影:平成17年10月1日 この火の見やぐらに最も近い地名表示(昔、日本禁煙友愛会が付けた集落看板)が「伊東」だった。あの伊東伝兵衛(※)の出身地である。この火の見櫓に行くには民家の庭を横切らなければならないため、そのお宅に断りを入れて撮影した。そのお宅のおばあ様は「なにもことわらんでもいいに」と快く承諾してくれたのがうれしかった。火の見櫓自体の型式は、「長谷村杉島中部」と同じ桜井型であるが「長谷村杉島中部」より背が高い。しかし、ここは「長谷村杉島中部」の場所よりも設置場所が一段高いところ。高いところに背が高いやぐら、低いところに背が低いやぐらでは道理に合わない。何かしらの集落の事情があるのだろう、しかしそれは聞いてみなければわからない。(※)伊東伝兵衛:江戸時代末期に伊那で活躍した土木技術者。上伊那地域に「伝兵衛五井」と呼ばれる5つの用水路を残している。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村杉島岩入

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    ■長谷村杉島岩入 撮影:平成17年10月1日 集落内の位置的に最も妥当な場所、つまりほぼ中心点のメインストリート沿いに上伊那で最もポピュラーな車屋型が立っている。いわば立つポジションも建つ火の見やぐらの形式も上伊那における基本中の基本の形をとっている。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村杉島中部

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    ■長谷村杉島中部 撮影:平成17年10月1日 村おこしの核である「ざんざ亭」のすぐ横にあるのだが、元々ここにあったのだろうか? 街灯も付いているが、ココで夜光っていても何の役に立たないのは明白である。道路拡幅工事とともに移動したのだろうと考える。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 長谷村柏木

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    ■長谷村柏木 撮影:平成18年9月12日 全く小さく背丈がないのに吊り上げ機が付いている。この高さではホース丈の2/3は吊り下げることができないだろう。引き上げられない残りは道路に伸ばしておくのだろうか。屋根の形状が直線の三角ではなく「ふくらみ」があることがかわいらしい。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町藤沢松倉

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    ■高遠町藤沢松倉 撮影:平成17年6月23日 集落のメインストリートに立ってはいるものの、メインストリートは車の行き違いはできないほどに狭い。でも、そんな集落にも火の見櫓はある。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町藤沢御堂垣外

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    ■高遠町藤沢御堂垣外 撮影:平成17年6月23日 この写真を撮っていると「何撮っとるのかね」と村の老人に声をかけられた。火の見櫓を撮っていると答えると、「この櫓も作るときに一段下げて作る話もあったが、『もう2度はつくらん』っつうことで大きくしたのえ。この谷じゃ一番デカイわ」「そうですねー、一番大きいですねー、立派ですねー」「こんなに大きくなくても音は聞こえるに。…藤沢っつっても7部落あるもんでなえ、この下に4つ、上に一番大きな片倉、こことそんなにゃかわらんが。国少…国立少年自然の家の方に一つ、ここと合わせて七つだ」「火の見櫓は一つとして同じ物が無くておもしろいんですよ。地区での扱いも違いますし。この櫓は本当に綺麗ですね」「下の方から来たペンキ屋がいてな、この櫓のペンキは一番いいのを使ってるってさ、ペンキ屋も仕事を頼まれても「高い」って言われりゃどんどん安いのに下げてく、いくつも段階があってさ、このペンキは一番いいのだってさ。でも、今じゃ何にも使われん。少し下にサイレンがあるからな」「ホース干しには使われますよね」「ああ、ホース干しだけだ。そこのバスの駅も(停留所も)昔は一段低いところにあって、国鉄が民営化される直前にあんな綺麗にして、一段下から上へ上げて。昔は国鉄の職員が4人も5人もいてにぎやかだったに。ここが発着所で。…でも、もう誰も使わん。立派になっても誰も使わん。…国少行く途中に、2㎞までないな。上にもう一つ部落があるから。そこにも(火の見櫓が)あるだろ」「ありがとうございます。行ってみます」  こうしてペンキにランクがあることを知り、松倉集落の存在を知り、火の見櫓と国鉄の(JRの)バス駅は今はもう誰も使わないことを知った。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町四日市場

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    ■高遠町四日市場 撮影:平成17年6月23日 製造年月日プレートは「昭和45(1970)年11月29日」。火の見やぐらとしてはかなり若い部類に入る。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町長藤黒沢

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    ■高遠町長藤黒沢(現在は無し) 撮影:平成17年8月8日 道沿いに細長く続く集落の中心にあった。大変狭い集落の狭い道沿いにあったので「少しでも道を広く」するために撤去されたのだろうか。残念である。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町藤沢台

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    ■高遠町藤沢台(現在は無し) 撮影:平成17年6月23日 樹木の高さに負けてしまい非常に見つけにくいところにあった。場所は集落の中央鎮守様の高台だからベストポジション。かつては小さかった周りの木に背丈を追い越され、その存在感も薄れてしまった感があった。平成19年ころに撤去。残念である。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町長藤弥勒

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    ■高遠町長藤弥勒 撮影:平成17年6月23日 決して広くない集落の真ん中に建物に迫られるように立っている。狭い集落なので火の見やぐらの全体像を撮影するのが難しかった。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町栗巾

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    ■高遠町栗巾 撮影:平成17年6月23日 ポンプ小屋脇のホース干し柱に鐘がついた「新山型」だが、上るためのはしごが付いていない。 ■新山型 基本構造:ホース乾し柱等に登る機能、鐘を吊す機能をくっつけたもの 伊那市富県新山地区に発見したので「新山型」と呼ぶ。この新山ではホース干し柱に 火の見櫓の機能①登る機能:ハシゴ②鐘を吊す機能:横バー&フック がくっついているが、その他の物に「火の見櫓機能」が付けてあっても「新山型」と呼ぶことにする。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町長藤板山正法寺

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    ■高遠町長藤板山正法寺 撮影:平成17年8月8日 これは火の見やぐらではない。高台にある寺院本堂の軒先につるされた鐘があり、そこへ上る参道(石段)脇に消防信号がある。高台にある寺院を火の見やぐらとして機能させている(もしくは機能させようとしている)大変珍しい形状である。 ■高台寺院の鐘 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町下芝平

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    ■高遠町下芝平 撮影:平成18年4月22日 上芝平集落は県道沿いにあるので誰でもこの県道を通ればその存在を知ることができる。しかし下芝平は県道から分岐するためその存在を知らない人もいるかもしれない。この火の見やぐらはかつて集落の中心部にあったと想像するが、今ではご覧のとおり蔦だらけである。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町上芝平卯沢

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    ■高遠町上芝平卯沢 撮影:平成19年6月5日 昭和53年芝平集落は高遠町上山田に新しい芝平集落を作って集団移住した。この火の見やぐらは集団移住したNさんが「上芝平にも火の見やぐらがあったはずだ」と言って探し出してその存在を教えてくれたもの。3本足桜井型かと思われるがすでに完全に森に飲み込まれており、詳細を確認することは出来ない。県道から分岐して少し上った所にあるのだが現地で確認することは、もはや難しい。 ■桜井型だと思われる 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町荊口 赤坂

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    ■高遠町荊口 赤坂 撮影:平成17年8月8日 三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」ロケ地。女優の深津絵里さん扮する弁護士がここでバスを降りる。それはバスの上方から撮ったショットだったが、間違いなくカメラはこの火の見やぐらに上って撮ったのだ。間違いない。 ■新府型 基本構造:4本足 最上階までハシゴ外付け 中二階無し 4本足で最上階までハシゴが外付けの型で、山梨県韮崎市新府で発見したので「新府型」呼ぶ。作り方から見て比較的新しい物と思われるが、その際に昔からの屋根付きを否定して作ったんではないか、などと想像してしまう。  文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町両日向

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    ■高遠町両日向 撮影:平成17年8月8日 今はもうない 集落上流ブロック擁壁の上にあった。 ■梨の木型 基本構造:4本足 中二階無しハシゴ内付け 中二階無し。4本柱の内側に最上階までのハシゴがついているタイプ。初めてみた伊那市西箕輪梨の木(なしのき)からとって、「梨の木型」と呼ぶ。4本足の中でも比較的小型のタイプに多い。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町三義宮沢

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    ■高遠町三義宮沢 撮影:平成18年6月13日 県道から分岐したかなり奥の小さな集落。この小さな集落に火の見やぐらがあることがうれしい。 ■梨の木型 基本構造:4本足 中二階無しハシゴ内付け 中二階無し。4本柱の内側に最上階までのハシゴがついているタイプ。初めてみた伊那市西箕輪梨の木(なしのき)からとって、「梨の木型」と呼ぶ。4本足の中でも比較的小型のタイプに多い。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町三義那木沢

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    ■高遠町三義那木沢 撮影:平成17年7月27日 消防団屯所にあり、三義・荊口・芝平地区では唯一“生きている”火の見やぐら。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町勝間滝沢

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    ■高遠町勝間滝沢 撮影:平成17年7月27日 「高遠町勝間共信」から約400mの場所にほぼ同じ大きさの火の見やぐらがある。2基ともほぼ直線の国道152号沿いにあるため1枚の写真に2本撮ることができる。こんな近くに2本は不要。無駄だなあと思う。建設時になんらかの事情があったのだろうか?お金持ちだったということだろうか。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町勝間共信

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    ■高遠町勝間共信 撮影:平成17年4月29日 隣接するポンプ小屋を建てるときにそれまであった中二階に登る第一階段を途中で切り取り、ポンプ小屋の2階に上る外付け階段とくっつけ、そこから登るようになっている。その証拠は、第一階段が明らかにバーナーで切られている跡が残っている。「ポンプ小屋の2階からも登れる」という櫓はいくつかあるが、最初の登りがハシゴではなく階段なのは初めて見た。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町原勝間

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    ■高遠町原勝間 撮影:平成17年7月27日 この火の見やぐらも「高遠町勝間滝沢」から直線距離約600mの所にある。しかし、標高差があり明らかに別地区なので設置されたと思う。この火の見櫓は小さな集落にマッチしたスタイルの良い小降りの火の見櫓である。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町金井

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    ■高遠町金井 撮影:平成17年4月29日 最上階まで外付けはしごで登る四本足火の見やぐらを「新府型(※)」と呼んでいるが、伊那市内において新府型はここと三義地区の下芝平の2基しかない。 ■新府型 基本構造:4本足 最上階までハシゴ外付け 中二階無し 4本足で最上階までハシゴが外付けの型で、山梨県韮崎市新府で発見したので「新府型」呼ぶ。  文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町上山田芝平

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    ■高遠町上山田芝平 撮影:平成18年5月25日 昭和53(1978)年、高遠町三義地区の芝平から集団移住してきた皆さんが作った集落がここ上山田芝平である。その入口に屯所と「新山型火の見やぐら(ホース干し柱にはしご、鐘がついている)」がある。 ■新山型 基本構造:ホース乾し柱等に登る機能、鐘を吊す機能をくっつけたもの 伊那市富県新山地区に発見したので「新山型」と呼ぶ。この新山ではホース干し柱に 火の見櫓の機能①登る機能:ハシゴ②鐘を吊す機能:横バー&フック がくっついているが、その他の物に「火の見櫓機能」が付けてあっても「新山型」と呼ぶことにする。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町下山田

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    ■高遠町下山田 撮影:平成17年4月29日 高遠町の火の見やぐらには消防信号看板が2枚ついているのが多い。この火の見やぐらも2枚付き。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町引持

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    ■高遠町引持 撮影:平成17年4月29日 赤いシャッポ屋根が印象的。この程度の高さの火の見やぐらに街灯が付いているとその役割を十分果たすのだが、これ以上高い所に設置されている「街灯」はかなり暗いことになる。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町越道

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    ■高遠町越道 撮影:平成18年12月11日 伸和コントロールズ㈱の入口横にまるで正門櫓のごときに凛々しく立っている。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町押出 高遠町押出 no name

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    ■高遠町押出 撮影:平成17年5月3日 屋根が高遠町引持と同型なので全体も同じ型かと思ったが足の工作が違った。 ■桜井型 基本構造:3本足 最上階までハシゴ外付け 3本柱で最上階までハシゴ外付けのタイプ。中二階無し。最初に写真に納めた伊那市富県桜井からとって、「桜井型」と呼ぶ。上伊那では小さいかわいいタイプに多いが、松本、大北地方では大きい物もある。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町河南小原 高遠町河南小原 no name

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    ■高遠町河南小原(現在は無し) 撮影:平成17年4月29日 「相生町」についている製作者プレートは「駒ヶ根市山浦鉄工」。 これは「赤穂町 山浦鉄工」。両方とも同じ会社だが、赤穂町は昭和29(1954)年に駒ヶ根市となったので両方とも製作年は不明だがこの小原の方が製作年が古いのがわかる。 しかし、この火の見やぐらは小原公民館建替えに伴い撤去された。駐車スペース確保がその理由とのこと。残念である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町相生町 高遠町相生町 no name

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    ■高遠町相生町 撮影:平成17年4月29日 屋根下に付いている裸電球は街灯と呼べるのだろうか?高遠城下町の南のやや高台に位置するため、この最上階からはさぞや高遠の町がよく見渡せるのではないだろうか。登りたい心をそそる火の見やぐらである。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町東高遠二番郭内 高遠町東高遠二番郭内 no name

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    ■高遠町東高遠二番郭内 撮影:平成18年5月25日 この火の見やぐらは平成18(2006)年5月25日撮影であり、高遠町中心部のほかの火の見やぐらに比べて1年後の発見となっている。ここは盲点だったと言えるかもしれない。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町常盤町 高遠町常盤町 no name

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    ■高遠町常盤町 撮影:平成17年5月26日 この大きさでホース吊り上げの機能がついていないのは珍しい。国道沿い(建設当時から伊那市と結ぶ主要道路だった)にあるため作業ができないからか。いわば、高遠町の入口にそびえるやぐらである。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 高遠町的場 高遠町的場 no name

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    ■高遠町的場 撮影:平成17年6月23日 的場と言う集落が蓮華寺のある地区と高遠中学校の北側の地区に分かれるが、この火の見やぐらはその中間点にある。周囲に民家はない。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊

  • 旧消防署前 旧消防署前 no name

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    ■旧消防署前 撮影:平成17年5月26日 消防署は引っ越してしまったがその旧消防署の真ん前に立っている。その隣にある公民館の入口階段(コンクリート製)には筒先やバルブが埋め込まれており実にかっこいい。 ■車屋型 基本構造:4本足 第1梯子外付け 第2梯子内付け 中二階有り 中二階まで登るはしご(第1ハシゴ)は外付け。中二階から最上階までいくハシゴ(第2ハシゴ)が4本の柱の中にある内付けのタイプ。この形状が長野県上伊那における火の見櫓のもっとも代表的な形式である。この代表的形状の火の見櫓がを私が住む車屋集落にもあるので、この代表形式タイプを「車屋型」と呼ぶことにした。上伊那の火の見櫓は上に行くほどに引き締まる優美なカーブが特徴である。 文章執筆:牧田 豊