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浪華名所独案内について
「天下の台所・大坂」(学習研究社)によると、「この地図は天保3(1832)年に、ある合薬屋が広告として作ったもの。近世大坂の名所や店舗が記されており、当時のにぎやかな市中の様子を知ることができる。」とあります。 この地図は、東を上に描かれており、海から眺めた当時の大坂のまちの姿になっています。 他の版では、図中に「赤の色にて図中筋を引きたるは一遍通りの見物巡路なり。藍の色、茶の色にて筋引きたる所これ皆同じ一遍通りの巡路と見るべし。」と説明が入っているものがあります。
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書肆について
書肆とは、書物を出版したり、また、売ったりする店。書店。本屋。のことで、この版では、空欄となっていますが、他の版では、大阪平野町通淀屋橋 石川屋和助、と記されているものもあります。