祇園祭宵山ガイド２０２２ 前祭
祇園祭宵山会議において、宵山期間（7/14～7/16）の観覧誘導のため、デジタルマップを公開しています。マップ上では、各山鉾の解説が表示されるほか、ＧＰＳを使った現在地情報の表示、マップの切替などができ、スムーズな観覧の手助けとなります。
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京都市観光MICE推進室
update date: 2023.05.02
このマップ（地図）を見るNumber of spots : 28spots
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占出山（うらでやま）
ご利益：安産 錦小路通烏丸西入ル占出山町 神功皇后（じんぐうこうごう）が外征に際し、肥前国松浦郡玉島川で鮎を釣って戦勝の兆としたという「日本書紀」の話を題材にした山。神功皇后は安産の神として祀られ、占出山の巡行のくじ順が早いとその年はお産が軽いといわれる。日本三景を描いた前懸・胴懸などが特徴。
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太子山（たいしやま）
ご利益：知恵 油小路通仏光寺下ル太子山町 聖徳太子を祀る山で、四天王寺を建立する際、自ら良材を求めて山に入り、老人に大杉の霊木を教えられ六角堂を建てたという伝説を題材にした山。他の山はいずれも松を立てているが、この山のみ杉を立てる。前懸は中国秦代の宮殿を題材とした「阿房宮（あぼうきゅう）図」の刺繍。
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長刀鉾（なぎなたほこ）
ご利益：厄除 四条通烏丸東入ル長刀鉾町 毎年、「くじ取らず」として、必ず巡行の先頭を行く。現在、生稚児（いきちご）が乗る唯一の鉾であり「しめ縄切り」で巡行が始まる。鉾頭にかざした伝・三条宗近作の長刀（現在は複製）は疾病邪悪を払いながら進む。長刀は刃が八坂神社と御所の方には向かないように取付けている。
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木賊山（とくさやま）
ご利益：迷子（再会） 仏光寺通西洞院西入ル木賊山町 世阿弥作の謡曲「木賊」を題材にした山。わが子を人にさらわれた翁（おきな）が、信濃国の園原で木賊を刈る様をあらわす。等身大の老翁像（御神体）は足台に元禄５年の墨書があり、右手に鎌、左手に木賊を持ち、欄縁にも御神体を囲むように木賊が配される。
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油天神山（あぶらてんじんやま）
ご利益：学業成就 厄除 油小路通綾小路下ル風早町 古くから町内の風早（かぜはや）家に祀られていた天神を勧請してつくられた山。油小路通にあるところから「油天神山」と呼ばれる。天神さんと深い関係のある紅梅の枝を立て、鈴をつける。立派な朱塗りの鳥居が特徴。見送りは梅原龍三郎原画の「朝陽図」綴織。
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綾傘鉾（あやがさほこ）
ご利益：安産 縁結び 綾小路通室町西入ル善長寺町 鉾の古い形態である傘鉾の１つ。大きな傘と棒振り囃子の行列で構成される。棒振り囃子とは、赤熊（しゃぐま）をかぶった棒振りが、鉦、太鼓、笛に合わせて踊るもの。６人の公家風装束をまとった稚児も巡行。垂（さ）がりは人間国宝・森口華弘氏寄贈の友禅染。
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蟷螂山（とうろうやま）
ご利益：厄除 西洞院通錦小路下ル蟷螂山町 「かまきり山」とも呼ばれる。かまきりの羽や鎌が動くなど祇園祭では唯一のからくり山。中国の故事「蟷螂の斧を以て隆車の隧（わだち）を禦（ふせ）がんと欲す」を題材にした山。前懸、胴懸、見送の色彩豊かな友禅染は、友禅作家羽田登喜男の作品である。
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霰天神山（あられてんじんやま）
ご利益：雷除 火除 錦小路通室町西入ル天神山町 永正年間、京都に大火があり、季節外れの霰が降り、猛火がおさまった。その時、霰とともに小さな天神像が降りてきて祀ったのが山の起こり。欄縁（らんぶち）上に朱塗り極彩色の透塀をめぐらし、春日造の社殿を安置。前懸は16世紀ベルギー製の毛綴で「イーリアス物語」が描かれる。
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孟宗山（もうそうやま）
ご利益：親孝行 烏丸通四条上ル笋町 中国の史話「二十四孝」に登場する孟宗が、病気の母の好物である筍（たけのこ）を、雪の中探し回り、ついに掘り当てて母を喜ばせたことを題材とした山。見送の白綴地に墨一色で描かれた竹内栖鳳筆「孟宗竹林図」は、極彩色豊かな山鉾の中では異色。
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伯牙山（はくがやま）
ご利益：厄除 綾小路通新町西入ル矢田町 中国・周の時代、琴の名人伯牙が自分の琴を理解してくれた鍾子期の死を聞いて、その琴の絃を断ったという故事を題材にした山。「琴破山（ことわりやま）」ともいわれる。前懸は中国明代の作で、水引や胴懸、見送などは、日本製であるが図柄は中国風に統一。
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芦刈山（あしかりやま）
ご利益：夫婦和合（縁結び） 綾小路通西洞院西入ル芦刈山町 貧しさのために夫婦は離別した後、妻は都で宮仕えをし、別れた夫を探したところ、落ちぶれて芦を売る夫と再会できたという謡曲「芦刈」を題材とした山。天文６年康運作の墨書銘がある御神体や御神体衣装（重要文化財）は山鉾最古級である。
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白楽天山（はくらくてんやま）
ご利益：学業成就 厄除 室町通綾小路下ル白楽天町 山上は、唐の詩人白楽天（白の狩衣姿）が道林禅師（紫衣に帽子姿の僧）に仏法の大意を問う場面。前懸は、トロイ戦争の場面を表した16世紀ベルギー製毛綴。見送は、18世紀フランス製のゴブラン織と山鹿清華作「北京万寿山図」の毛織綿。
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保昌山（ほうしょうやま）
ご利益：縁結び 東洞院通松原上ル燈籠町 明治初年まで「花盗人山（はなぬすびとやま）」と呼ばれ、平井保昌（ひらいやすまさ）が、和泉式部のために紫宸殿（ししんでん）前の紅梅を手折ってくる姿をあらわしている。山の故事に因み宵山には縁結びのお守りが授与される。前懸と胴懸は、円山応挙下絵の逸品として有名。
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四条傘鉾（しじょうかさほこ）
ご利益：招福厄除 四条通西洞院西入ル傘鉾町 昭和60年、117年ぶりに再興され巡行に復帰。傘の上に御幣と若松を飾るのが特徴で、応仁の乱以来の傘鉾の原形を伝える。昭和63年、滋賀県甲賀市の瀧樹（たぎ）神社で室町時代から伝わる「ケンケト踊り」を参考に踊りと囃子が再現され、完全復興した。
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山伏山（やまぶしやま）
ご利益：雷除 厄除 室町通錦小路上ル山伏山町 御神体の山伏は、八坂の塔が傾いたとき、法力によってなおしたという浄蔵貴所（じょうぞうきしょ）の大峯入りの姿をあらわす。繭（まゆ）を紡ぎ、布を織り上げるまでの工程を描いた水引は珍品。また、前懸、胴懸の中央に飾り房がついているのも特徴。
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郭巨山（かっきょやま）
ご利益：金運開運 四条通西洞院東入ル郭巨山町 貧困のあまり、母と子を養うことができず、思い余って我子を山へ埋め捨てようとしたところ、黄金の釜を掘り当て、母親孝行をしたという中国の史話「二十四孝」の一人である郭巨の故事を題材にした山。乳隠しという胴懸を吊るす飾り板と日覆い障子の屋根が特徴。
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岩戸山（いわとやま）
ご利益：開運 新町通高辻上ル岩戸山町 「古事記」「日本書紀」に記される「国生み」と「天の岩戸」の神話を題材にした曳山（鉾と同様に車輪を付けた山）。内部には、天の岩戸を題材とし、胸に鏡をかけた天照大神（あまてらすおおみかみ）、唐冠をかぶった手力男命（たぢからおのみこと）を祀る。屋根の上には国生み神話に登場する伊弉諾尊（いざなきのみこと）が右手に天之瓊矛（あめのぬぼこ）（天逆鉾（あめのさかほこ））を持った姿で祀られる。
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船鉾（ふねほこ）
ご利益：安産 新町通綾小路下ル船鉾町 「日本書紀」の神功皇后（じんぐうこうごう）の出陣を題材とする。御神体の神功皇后は安産の神とされ、巡行の時、岩田帯を多数巻いており、祭の後安産の御守として妊婦に授与される。舳先（へさき）に想像上の瑞鳥「鷁（げき）」を飾る。舵は黒漆塗青貝螺鈿細工。前祭23基の殿（しんがり）を務める。
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放下鉾（ほうかほこ）
ご利益：厄除 新町通四条上ル小結棚町 真木の「天王座」に放下僧の像を祀る鉾。鉾頭は日・月・星の三つの光が下界を照らす形をしており、それが洲浜（すはま）に似ているので「すはま鉾」とも呼ばれる。稚児舞ができる操り稚児人形は久邇宮多嘉王殿下より「三光丸」と命名された。新下水引（したみずひき）は、華厳宗祖師絵伝を下絵にした綴織。
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月鉾（つきほこ）
ご利益：厄除 四条通室町西入ル月鉾町 鉾頭に新月型（みかづき）をつけ、真木の「天王座」には月読尊（つくよみのみこと）を祀る。屋根裏の草花図は円山応挙筆、天井の「源氏五十四帖扇面散図」は岩城九右衛門筆、前懸のメダリオン絨毯は17世紀インド製、蟇股の彫刻は左甚五郎作とされる。破風・軒桁・四本柱の錺金具なども華麗。
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菊水鉾（きくすいほこ）
ご利益：不老長寿 商売繁盛 室町通四条通上ル菊水鉾町 町内にあった「菊水井」にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の透かし彫の菊花をつける。稚児人形は謡曲を題材にし、魏の文帝の勅使が薬水を求めて山に入った時に出会った、菊の露を飲んで７００年生き続けた少年枕慈童（まくらじどう）をあらわしている。唐破風造りの屋根が特徴。
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鶏鉾（にわとりほこ）
ご利益：厄除 室町通四条下ル鶏鉾町 『史記』に記された、古代中国の聖人堯の治世で、天下がよく治まって太平が続き、訴訟用の太鼓に用がなくなり鶏が巣を作ったという故事を題材にした鉾。松村景文ら四条派による水引と、トロイの王子と妻子の別れを描いた16世紀ベルギー製の見送（重要文化財）は必見。
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函谷鉾（かんこほこ）
ご利益：厄除 四条通烏丸西入ル函谷鉾町 鉾の名前は中国戦国時代斉の孟嘗君（もうしょうくん）が秦の国を逃れ函谷関（かんこくかん）に着いたが、この関は早朝の鶏の鳴き声で開く規定なので家来に鳴き声をまねさせたところ、本物の鶏が和して鳴いたため、門が開き見事通り抜けたという故事による。前懸は、重要文化財。
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京都河原町駅（阪急）
臨時便情報 阪急電鉄京都線では、7月15日（金）･16日（土）に祇園祭のお帰りに便利な臨時列車を運転いたします。 なお、臨時列車の運転に伴い、一部列車の発着時刻を変更いたします。ご注意ください。 https://www.hankyu.co.jp/area_info/gion2022/
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烏丸駅（阪急）
臨時便情報 阪急電鉄京都線では、7月15日（金）･16日（土）に祇園祭のお帰りに便利な臨時列車を運転いたします。 なお、臨時列車の運転に伴い、一部列車の発着時刻を変更いたします。ご注意ください。 https://www.hankyu.co.jp/area_info/gion2022/
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祇園四条駅（京阪）
臨時便情報 前祭宵山期間中（7/15（金）、7/16（土））の 「京阪電車 祇園四条駅 丹波橋・中書島・大阪方面行 時刻案内」 詳しくは以下を御確認ください。 https://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/rinji-gion/
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烏丸御池駅（京都市営地下鉄）
臨時便情報 京都市営地下鉄では、前祭宵山期間中（7/15（金）、7/16（土））の臨時増発を実施しています。詳しくは以下を御確認ください。 https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000300430.html
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四条駅（京都市営地下鉄）
臨時便情報 京都市営地下鉄では、前祭宵山期間中（7/15（金）、7/16（土））の臨時増発 を実施しています。詳しくは以下を御確認ください。 https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000300430.html
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