萩まちじゅう博物館 鶴江・香川津・新川おたからマップ
山口県萩市の鶴江・香川津・新川エリアのおたからマップです。
令和4年3月時点での情報です。現在変更になっている場合もありますので、予め、ご了承ください。
update date: 2022.03.23
このマップ(地図)を見るNumber of spots : 18spots
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香川津二孝子
「二孝子」は2人の親孝行な兄弟のことです。今から200年前の江戸時代、病気で倒れた母親の快癒を祈って、兄弟2人で約3.3km離れた金毘羅者まで毎日走って百度参りをしました。しかし満願の日に松本川の川岸で倒れてしまいました。この話を聞いた毛利公は感動し、2人の顕彰碑を建立しました。
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蟹荒神
田を荒らす(畦を崩す)カニを鎮めるために建てられました。このカニとは小さくて黒いカニだと伝えられています。
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猿田彦大神の碑
天保12(1841)年、雁島開作の人たちによって建てられました。「天保十二丑(1841)三月 開作講中」と刻まれています。
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野田鍛造所
新川には製材所など木材関係の専門店がたくさんありました。馬を使って木材を運んでいたためトビ口(ぐち)や馬の蹄鉄などを作る鍛冶屋があり、現在も包丁や鎌などの製造販売、修理を行っています。
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しろうお漁
四ツ手網を使った伝統的な漁法で、2月下旬〜3月下旬にかけて行われます。十文字に組んだ竹に四隅をとめた六畳大ほどの網(四ツ手網)を川底近くに沈めて、しろうおの群れが網の上を通過する頃合いを見計らって、一気に網を引き上げます。そして、引き上げた網の上を柄の長いひしゃくでポンポンと叩いて、しろうおを集めてすくい取ります。
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井町こんにゃく店
職人の手作りこんにゃくを店内で販売しています。また市内の学校給食用のこんにゃくも作っています。
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平和橋
もともと新川から香川津への渡し船が出ていた場所に架けられた橋です。完成当時は船舶の運航時にボタン一つで90度に旋回する、中国地方で最大の水平旋回橋でしたが、現在は固定橋となっています。ナツミカンが花を咲かせる頃、風向きによってはこの辺りでも甘くさわやかな香りを楽しむことができます。
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中村酒造(株)
この辺りでは昔から春頃に「しろうお漁」が盛んに行われていて、新酒の出来上がる頃には漁も最盛期を迎えます。大漁のしろうおを載せて帰ってきた船を、人々が祝い喜ぶ情景に想いをはせ、幸せや繁栄を願う気持ちが「宝船」という商品名に込められています。
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姥倉運河の碑
水量の多い阿武川は降水期によく氾濫し萩の町民を悩ましていました。そのため、支流である松本川の河口にある浜崎から小畑に抜ける水路(姥倉運河)を掘削するバイパス工事が、嘉永5年(1852)から安政2年(1855)にかけて行われました。
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長添山古墳
長添山の山頂にあり、その山の名をとって長添山古墳と呼ばれています。
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萩市護国神社
禁門の変や戊辰戦争などでの戦没者が祀られています。戊辰戦争に従軍した諸隊の碑があります。
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釣りスポット
釣り初心者や子連れ家族にもおすすめです。いろんな魚が泳いでいるのが見られます。
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香川津荒神様
毎年5月の香川津荒神様の前夜祭に公会堂にて神楽の奉納をしています。
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殉教者の平和の十字架
全国各地に流された、長崎浦上のキリシタンはここ鶴江台にも到着しました。高台に十字架が建てられ、現在でも信者のお参りがあります。
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鶴江神明宮
歴代藩主から篤く崇敬されていました。春は桜、秋は紅葉が綺麗です。
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鶴江神明宮鳥居
鳥居をくぐってすぐ、神明宮に上がる階段には、外洋における遭難者を記した碑があります。鶴江は漁業が盛んで、早くから広い範囲で活躍していたことがわかります。
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江月庵
もとは鶴江台にあった音声寺(おんじょうじ)の観音堂で、現在の堂宇は明治36年(1903)に再建されたものです。
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鶴江の渡し
藩政時代、三角州内に入るための橋は松本橋か橋本橋の二本しかなかったので、交通手段として渡し船が活躍していました。今でも現役の手漕ぎの渡し船がゆっくりと川面を横切っていく様子はのどかで懐かしい風景です。