古地図で巡る駿州の旅【岡部宿編】

古地図で巡る駿州の旅【岡部宿編】 thumbnail

江戸時代に描かれた詳細な絵地図「東海道分間延絵図」を用いた、日本遺産「駿州の旅」(静岡市・藤枝市)を楽しむことができるマップです。古地図を見ながら歩くと、現代の景色の中にもたくさんの江戸時代の名残があることがわかります。古地図は全8エリアに分かれており、どの宿場町も見どころ満載です。江戸時代の宿場町を想像しながら、まちあるきにでかけてみませんか?

update date: 2022.04.15

このマップ(地図)を見る

Number of spots : 17spots

  • 鐙ヶ淵 鐙ヶ淵

    show stroly map Show Stroly map

    東海道沿いの水守地区にあった葉梨川の淵を指します。馬の鎧のように大きく蛇行していたので、この名がつきました。徳川家康が戦勝を祈願して、自身が乗っていた馬の鎧をこの淵に沈めたとの伝説も残っているほか、東海道中膝栗毛の中にも登場します。現在は、河川改修によりその形跡は残っていませんが、水守公民館駐車場横に「鐙ヶ淵と観音堂」の看板が建てられ、この付近が鐙ヶ淵とされています。 自然・景観 観光名所 住所〒426-0017静岡県藤枝市水守3-2-7

  • 岡部宿大旅籠柏屋

    show stroly map Show Stroly map

    岡部宿を代表する旅籠(=宿)で、国の有形文化財に登録されています。2度の焼失を経て江戸時代後期(1836年)に再建された主屋は、当時の旅籠の様子を見ることができる貴重な歴史資料館です。「東海道中膝栗毛」の中で、弥次さん喜多さんが岡部宿に宿泊していることから、1階には、女将のおもてなしを受ける2人の様子を再現した人形が置かれ、来館者を出迎えてくれます。その他、カフェや物産館も施設内に併設され、家族で1日楽しめる施設となっています。 文化財 グルメ・飲食 観光名所 日本遺産構成文化財 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部817 URLhttps://www.city.fujieda.shizuoka.jp/bunka/bunka/kashibaya/shisetu/1465361812276.html SNS

  • 岡部宿内野本陣跡

    show stroly map Show Stroly map

    本陣とは、江戸時代に大名や旗本などが利用した格式高い宿泊施設のこと。内野家は、明治時代に宿場制度が廃止になるまでの180年間、この地で本陣職を継いでいました。現在は、再現された門塀や平面に表示された建物の間取りから、往時の佇まいを感じることができます。「岡部宿本陣址」として市の史跡に指定されています。 文化財 観光名所 日本遺産構成文化財 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部817 URLhttps://www.city.fujieda.shizuoka.jp/bunka/bunka/kashibaya/shisetu/1465362004688.html

  • 旧東海道の松並木(内谷地区)

    show stroly map Show Stroly map

    岡部宿を西に出て、藤枝宿へと向かう街道沿いに残る松並木です。約560mほど続く松並木は、江戸時代以降も松を植えて街道の景観を守り伝えているものです。 文化財 自然・景観 日本遺産構成文化財 住所〒421-1131静岡県藤枝市岡部町内谷

  • 十石坂観音堂

    show stroly map Show Stroly map

    岡部宿の東口にある小さな観音堂で、元は最林寺(現在は廃寺)という古刹がありましたが、1808年の大火より焼失し、このお堂だけが残りました。向拝には獅子や象の彫刻が施され、天井には彩色豊かな花鳥図が描かれています。堂内には細かな装飾が施された2基の厨子が安置されていて、いずれも江戸時代後期の作と考えられています。岡部宿の東口にあるため、東海道を行く多くの旅人がここで道中安全を祈りました。 神社・仏閣 文化財 日本遺産構成文化財 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部1176-1

  • 一里塚跡(鬼島) 一里塚跡(鬼島)

    show stroly map Show Stroly map

    鬼島の一里塚は、江戸から49里の地点にありました。現在は民家となっていますが、跡地を示す標木が民家の脇にひっそりと建てられています。 史跡 住所〒426-0008静岡県藤枝市鬼島

  • 横内陣屋跡 横内陣屋跡

    show stroly map Show Stroly map

    旧東海道沿いの横内は、江戸時代、美濃国岩村藩領の領地だったため、代官が美濃国から派遣されていました。代官の居所を陣屋といい、横内陣屋では駿河15か村の支配を行っていました。代官の中には、横内で亡くなった人もいて、陣屋跡の少し東にある慈眼寺には代官の墓地があります。名代官であった3代目代官の田中清太夫は、「代官地蔵」として慈眼寺に祀られています。 史跡 住所〒426-0002静岡県藤枝市横内

  • 枡形跡 枡形跡

    show stroly map Show Stroly map

    東海道の宿場の出入口などで、道が何度か直角に折れ曲がっているところがあり、これを「桝形」といいます。たやすく敵が侵入できないように城下町などによく設けられた構造を利用していました。この場所は、岡部宿の西の出入り口に位置する桝形で、現在の道路形状からも、その面影をうかがえます。 史跡 住所〒421-1131静岡県藤枝市岡部町内谷

  • 問屋場跡 問屋場跡

    show stroly map Show Stroly map

    問屋場は、幕府の公用旅行者のために人や馬の手配を行うところでした。旅行者は旗本や御家人、大名などで、人数や荷物があらかじめ伝えられ、当日は、人馬を割り振る業務を行っていました。岡部宿には2軒あった問屋場のひとつで、現在は民家となっていますが、跡地を示す石碑が民家の庭に建てられています。 史跡 住所〒421-1131静岡県藤枝市岡部町内谷

  • 高札場跡 高札場跡

    show stroly map Show Stroly map

    高札場は、宿場内の目立つところや人の多く集まるところに、幕府からの法度や掟、また犯罪者の罪状などを記した板札を立てた場所です。現在は駐車場の片隅に跡地を示す石碑が建てられています。 史跡 住所〒421-1131静岡県藤枝市岡部町内谷

  • 問屋場跡 問屋場跡

    show stroly map Show Stroly map

    問屋場は、幕府の公用旅行者のために人や馬の手配を行うところでした。旅行者は旗本や御家人、大名などで、人数や荷物があらかじめ伝えられ、当日は、人馬を割り振る業務を行っていました。岡部宿には、2軒あった問屋場のひとつで、現在は民家となっていますが、跡地を示す石碑が民家の脇に建てられています。 史跡 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部

  • 枡形跡 枡形跡

    show stroly map Show Stroly map

    東海道の宿場の出入口などで、道が何度か直角に折れ曲がっているところがあり、これを「桝形」といいます。たやすく敵が侵入できないように城下町などにもよく設けられた構造です。現在は、真っすぐな道路となっていますが、かつてはこの付近に桝形があり、跡地を示す石碑が建てられています。 史跡 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部

  • 一里塚跡(岡部) 一里塚跡(岡部)

    show stroly map Show Stroly map

    岡部の一里塚は、江戸から48里の地点にありました。文献(岡部町史補巻版)によると、慶長9年に一里塚を築いた頃の東海道は、岡部川とその南に位置する道永山の間を通っていました。しかし、洪水により東海道の一部と片側の一里塚が流失したため、岡部川の北側に新しく東海道を作ると、古道の脇にあった一里塚は不要になり、少なくとも文化初年以降は田んぼになってその姿を消してしまったようです。現在は、その場所を特定することはできませんが、文献などから写真の場所(十石坂観音堂向かい側)付近の川の対岸あたりに、あったものと推測されます。 史跡 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部

  • 小野小町姿見の橋 小野小町姿見の橋

    show stroly map Show Stroly map

    美人の誉れ高かった小野小町が晩年、東に下る際に、この橋の上で立ち止まり、橋の下の水面に写った自身のやつれて年老いた姿を見て嘆き悲しんだという話が伝わっています。とても小さな橋なので見逃さないようにご注意ください。 観光名所 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部880

  • 笠懸の松 笠懸の松

    show stroly map Show Stroly map

    平安時代末期の歌人西行とその弟子西住に起こった悲しい物語の舞台となった場所です。弟子の西住が、この地で病に倒れた時に、笠に辞世の句を書き、松に懸け亡くなったといわれ、後日、西行がこの笠を見て弔歌を残したと伝えられています。松枯れのため当時の松は現存していませんが、後代の松と西住の墓石が残されています。 観光名所 住所〒421-1121静岡県藤枝市岡部町岡部1152-15

  • 光泰寺

    show stroly map Show Stroly map

    無住となり荒廃した状態から再興、江戸時代には岡部宿を代表するまでに興隆した寺院です。本堂左の薬師堂では、寛政12(1800)年、当時83歳の木喰上人が2体の像を彫像したとされています。聖徳太子の立像は、瞑想にふける優しい顔立ちに、木喰上人の円熟した境地が滲み出た傑作中の傑作と名高く、藤枝市の有形文化財に指定されています。 神社・仏閣 文化財 住所〒421-1131静岡県藤枝市岡部町内谷424

  • 五智如来公園

    show stroly map Show Stroly map

    誓願寺の境内に安置されていた五智如来像を移し、公園として整備したスポットで観光案内所が併設されています。この像は、田中城主が誓願寺の本尊に病気平癒を祈願したところ、願いが成就し、病気が治ったことから、そのお礼として寄進されたものです。五智如来像は2組あり、後列が田中城主が寄進したもので、前列は明治の中頃に作り直されたものです。 文化財 公園 住所〒421-1131静岡県藤枝市岡部町内谷29-1