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八坂神社
惟喬親王がこの地にいたとき素戔嗚命を守護神として崇敬したと伝えられています。その後、元慶2年(878年)廃れていた社を村人らが氏神として再興しました。素戔嗚命が出雲で八岐大蛇を退治した神話はよく知られていますが、当社では、神主と若い衆が中心になって行う「ワセヨ」と「タツヒキ」と呼ばれる行事があります。これらは、素戔嗚命の大蛇退治伝承とつながりがあるのかもしれません。
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クミノ工房
「クミノ」とは組み木が楽しめる積み木で、杉、檜を中心に地域の木材を活用して作られています。最近では、より多くの木の魅力に気づいてもらいたいという思いから、広葉樹の木材も利用されています。2018年林野庁ウッドデザイン賞受賞。
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筒井ろくろ 北野工房
北野清治さんの木工工房。移住者である北野さんは、地域の人たちに支えられ生活してきた中で、恩返しとして地域の伝統である木工の技術を継承し、広く伝えていきたいと考え、木工職人として活動されています。
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木地師とは
木地師とはトチ・ブナ・ケヤキなどの木を伐採し、ろくろを使って、お椀やお盆、こけしなどをつくる職人のことです。木の器の材料を手挽ろくろで早く回転させ、回転している材料をろくろ鉋という道具を使って形を整えて器を作り出します。かつて、多くの木地師は良材を求めて日本の山々を転々とする暮らしを送っていました。
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筒井八幡神社
貞観7年(865年)惟喬親王が宇佐八幡宮を勧請し、筒井峠に建立されたと伝わり、後に当地に移されました。かつて「筒井公文所」の名で、君ヶ畑の高松御所と同様に木地師を支配していました。氏子駈帳は県指定民族文化財です。
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帰雲庵
臨済宗永源寺派の寺院で、惟喬親王像や親王の側近で木地師の元祖とされる小椋実秀の像、親王の位牌などを安置しています。筒井八幡宮と共に「筒井公文所」として住職が木地師の身元保証や紛争解決などの保護を行いました
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奥永源寺スギファンクラブ
永源寺スギキャンプは、マチ側、作り手側、ヤマ側のそれぞれの人たちが自然と触れ合うことを通じて交流を深めることを目的とした団体です。間伐材を利用した炭づくりが行われている他、木工体験や自然体験等が楽しめます。