萩まちじゅう博物館 川島・藍場川おたからマップ

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山口県萩市の川島・藍場川エリアのおたからマップです。
平成28年3月時点での情報です。現在変更になっている場合もありますので、予め、ご了承ください。

update date: 2021.12.23

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Number of spots : 15spots

  • 林百非旧宅地

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    吉田松陰に山鹿流兵学を指南した林百非(はやしひゃくひ)の旧宅地です。松陰が寄宿していた時に火事が発生しましたが、松陰は自分の物より師の物を運び出し、その行為を後に松陰の母(杉滝)が大変誉めたという逸話があります。

  • 石橋・ハトバ・涼み台

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    川島の人々にとって藍場川(大溝)は生活に欠かせないものでした。川船が通れるよう一段高くなっている石橋や、川に降りて洗い物ができるようになっているハトバ、夏場に涼むために設けられた涼み台など、藍場川沿いの生活様式を現代に伝えています。これらの石橋やハトバ、涼み台は藍場川沿いのあちこちで見ることができます。

  • 川島堤の桜

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    川島出身の阿武松之助によって明治30年から30年かけて桜の植樹が行われました。当時は松本川沿いと橋本川沿いに数千本もの桜の樹が並び、花のトンネルを作っていたそうです。当時の桜は現在も残り、春には美しい桜並木が見られます。

  • 藍場川

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    江戸時代中期、6代藩主毛利宗広によって開削された水路で、地元では「大溝」や「溝川」などの名で呼ばれています。農業用水路のほか、川上から薪や炭などを運ぶ川船の通り道としても利用されていました。今も板囲いの洗い場や、川船が通りやすいように中央を高くした石橋など、昔の面影を残しています。

  • 鳥尾小弥太旧宅地

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    戊辰戦争で転戦し、後には陸軍中将や貴族院議員を歴任した、鳥尾小弥太の旧宅地です。

  • 山県有朋誕生地

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    松下村塾の塾生で、維新後は近代陸軍の基礎作りに尽力した、山県有朋の誕生地です。陸軍大将や内閣総理大臣を歴任しました。

  • 山県伊三郎誕生地

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    逓信大臣などを歴任し、鉄道国有法を成立させた山県伊三郎の誕生地です。山県有朋の甥にあたり、後には有朋の養子になっています。

  • 汲月堂跡

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    山県有朋の旧宅地です。有朋の父親の号「汲月庵」にちなんでこの名で呼ばれていました。

  • 竹内八郎歌碑

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    萩出身の歌人・竹内八郎の短歌を彫り付けた歌碑です。「家ごとに池を構へて水を引き朝夕清き藍場川流る」

  • 善福寺

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    元々は指月山のふもとにあったことから、山号は「指月山」となっています。幕末の志士や著名な絵師などのお墓が多く残っています。

  • 阿武松之助翁頌徳碑

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    川島の土手に桜を植樹し、一帯を桜の名所にした阿武(あんの)松之助の功績を称える碑です。

  • 桜樹寄贈人名の碑

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    阿武松之助の桜の植樹に賛同し、苗木を寄贈した人々の名前が刻まれた石碑で、阿武松之助が自ら建てたものです。一覧には桂太郎などの有名人が多く名を連ねている他、地元川島の住民の名も並んでいます。

  • 桂太郎旧宅

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    3度に渡って総理大臣に就任し、拓殖大学の創立者でもある桂太郎が、少年時代を過ごした川島の土地を買い戻して新築した屋敷です。庭園内には水琴窟(すいきんくつ、水滴の落ちる音を反響させる仕掛け)が設けられています。

  • 旧湯川家屋敷

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    川の水を敷地内に取り入れた池泉庭園や、川の水を家庭用水として利用する「ハトバ」など、藍場川沿いの武家屋敷の典型的な水の利用方法を見ることができます。

  • 樋の口

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    藍場川の始点となる樋門があった場所です。藍場川は江戸時代に掘られた人工の川で、昔はここから阿武川の水を直接取り入れて藍場川に流していました。