萩まちじゅう博物館 笠山・越ケ浜おたからマップ(越ケ浜)
山口県萩市の笠山・越ケ浜エリアのおたからマップです。
平成28年3月時点での情報です。現在変更になっている場合もありますので、予め、ご了承ください。
update date: 2022.01.06
このマップ(地図)を見るNumber of spots : 12spots
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御旅所
昔は鳥居の前が浜になっていて、お祭りのお神輿の乗船・下船(おあがり)はここで行われていました。今も厳島神社のお祭りではここからお神輿が海へと出発します。
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風穴
笠山には、風穴と呼ばれる冷たい空気の出る場所があります。崩れた溶岩の間にできた空間(タンク)に、冬は外から冷たい空気が流れ込んで蓄えられ、夏になると溜め込まれた冷たい空気が外に流れ出るため、風穴の周りだけ涼しい環境が作られるといわれています。
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明神池
海の魚が泳ぐ不思議な池です。元々は島だった笠山が溶岩と潮流の作用で陸続きになった際、埋まらずに残ってできた池です。現在も池の水は外海とつながっていて、潮の満ち引き応じて池の水も増減します。
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休労泉記念碑
水の確保に苦労していた越ヶ浜の民のために、杉梅太郎(杉民治、吉田松陰の兄)が尽力して県下最初の水道を造りました。そのいきさつを記した石碑です。
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地蔵堂
子どもが産まれる際には、ここのお地蔵様に腹掛けをかけて安産と成長を願ってきたそうです。お供えされた腹掛けはお祭りの時に外して皆に分けられ、子供の成長を願って衣類にしたり、航海安全を願って船で使う枕の生地に使いました。
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路地巡りシューヤ町
昔は湖が満ちてきていた場所で、「塩屋町」という言葉が変化して「シューヤ町」と呼ばれています。 ※集落や墓地は人々の生活の場や大切な場所です。見学の際にはむやみにせまいところに立ち入らないなど、プライバシーとマナーを守りましょう。
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路地巡り
路地を歩くとところどころに見られる町家の赤い格子戸は、防腐剤の代わりにベンガラ(弁柄、酸化鉄から作る顔料)と青い柿から作った柿渋を混ぜて作った塗料が塗られたものです。 ※集落や墓地は人々の生活の場や大切な場所です。見学の際にはむやみにせまいところに立ち入らないなど、プライバシーとマナーを守りましょう。
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厳島神社
二代藩主毛利綱広によって延宝6年(1678)に宮島から勧請されたもので、春には春例祭、夏には管弦祭が集落をあげて行われます。
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他国出身者の墓
北前船など、越ケ浜に寄港した回船の乗組員は、事故や病気で不幸にも亡くなることもありました。そういった場合は越ヶ浜で葬式を行い、越ヶ浜の墓地に埋葬されていました。墓には出身地の国名などが刻まれ、今も越ヶ浜の人々によって大切にされています。 ※集落や墓地は人々の生活の場や大切な場所です。見学の際にはむやみにせまいところに立ち入らないなど、プライバシーとマナーを守りましょう。
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お不動様
弘法大師空海が唐から帰国する際、嵐で難破しかけたとき、不動明王の木像を海に投げ入れると、右手の剣が波を切り裂き、波が治まったという伝説があり、「波切不動明王」として海難除け・航海安全の神様として大事にされています。
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行者様
文政5年(1822)萩でコレラが流行した際、それを阻止しようと行者が祈祷した場所です。かつては海岸線がもっと集落に近く、石の浜が続いていました。
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越ケ浜夕𣷓港(ゆうなぎこう)
越ヶ浜の南にある夕𣷓湾につくられた港です。全国各地の、特に北陸や日本海側の東北地方の回船(荷物を運ぶ船)「北前船」が寄港して取引が行われるなど、城下の人々の生活と藩の経済を支える大切な港でした。