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駅の開業は1889年(明治22年)で、1934年(昭和9年)まで東海道本線の一部であった御殿場線の開通と同時に開設された、御殿場線で最も古い駅の一つである。開業当時の駅名は、地名に由来する佐野駅(さのえき)であった。 1915年(大正4年)に、大阪府にある佐野駅(1948年以降は泉佐野駅)や栃木県にある佐野駅と紛らわしい、という理由で現在の裾野駅に改称した。改称時に「裾野」を名乗る市町村はなく、富士山の裾野にあるから、あるいは箱根山・愛鷹山の山間にあるから「裾野」と名付けられたと言われる。周囲の町が裾野町(裾野市の前身)となったのは駅名改称の後の1952年(昭和27年)のことであり、町名の「裾野」は駅名に由来していると言われる。

1915年 東海道線の「佐野」駅が「裾野」駅に改称。1952年、泉村と小泉村が合併。新町名を駅の名前にちなみ、「裾野町」とする。深良村,須山村,富岡村を編入し、1971年に市政施行。人口52,759人(2016年8月1日現在)

1911年 東海道線岩波信号所として開設 (急勾配を蒸気機関車で昇るためのスイッチバック施設があった) 1944年 旅客業務を行う岩波駅に昇格1968年 電化に伴い、スイッチバック施設廃止(跡地は構内にあり) 1982年 トヨタ専用軌道廃止 1989年 駅舎改築 スイッチバック時代の岩波駅http://www5f.biglobe.ne.jp/~switchback/iwanami.htm

須山口登山道の起点。室町時代には登山道が開かれた。1707年の宝永噴火により社殿は、登山道も含め大きな被害を受け、現在の本殿は1823年に再建された(2013年改修)。 神社は、社伝では日本武尊が創建したとされ、1524年には存在していたことが棟札により確認できる。

黄瀬川にかかる。裾野市中央公園内にある。高さ13メートル。全部で五条の滝から成り、向かって左側の三条の滝を雄滝、右側の二条の滝を雌滝という。約一万年前の富士山の噴火によって形成された富士溶岩層の断崖を落下している。玄武岩溶岩流の断面を観察することができることにおいても貴重。

1万年前の富士山の噴火時にできた溶岩洞窟の一つ。山頂から三島市内まで達した約30kmにわたる「三島溶岩流」が冷えて固まるときに、固まり方の遅い部分が流出し空洞になったもの。全長219.7mで、岩波駅の地下まで達している。
裾野市立富士山資料館
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富士山の裾野標高880mの自然豊かな十里木高原にあり、北に富士山の雄姿が望める。「富士の成り立ち」「富士に棲む」「富士を見る」「富士に生きる」の4部門に分け、展示を行い、併設の郷土館には、富士の裾野で暮らす人々が使った江戸時代から現代までの民具を展示、紹介している。
