27 千代の古道2

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大覚寺境内は嵯峨天皇の離宮があった国指定史跡です。歌枕に詠まれた千代の古道は近世、いろいろな道筋がそれと見なされ、嵯峨野への道には和歌や千代の古道の名が刻まれた石碑が建てられています。平安宮から嵯峨天皇の離宮への行幸路はいくつかが想定されていますが、今回は下立売通の西郊への延長線にある南側の道と、一条通または一条大路の西への延長とみなされる北側の古道を歩きます。JR花園駅から妙心寺をスタートに、平安時代末期に待賢門院が再興した法金剛院を通り、南側の道を嵯峨御所跡の大覚寺へと歩き、折り返して北側の道をJR花園駅まで戻る古の行幸路を偲びます。平安の昔を偲ばせる周辺の美しい風景を楽しみ、道筋の史跡、名勝、遺跡の数々と見どころを紹介します。

update date: 2019.10.09

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