14 鳥羽離宮跡

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平安時代後期に白河天皇が堀河天皇に譲位して上皇となって院政を開始されると、現在の名神京都南インターチェンジの南側一帯に東西約1.5km、南北約1kmに及ぶ広大な鳥羽離宮が造営されました。離宮は白河上皇の後、鳥羽上皇に引継がれて次々と院御所や御堂が建てられ、あたかも都遷りのごとくといわれました。安楽寿院のある東殿あたりは極楽浄土の世界を意識して園池が造られました。離宮は院政の終焉以降、衰退し地上から姿を消しましたが、これまでの発掘でその当時の様子が明らかにされ一部は史跡に指定されています。往時の離宮跡や御陵を巡り、現在この地に残された寺社の美しさを見て歩きます。

update date: 2019.10.09

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