みやぎの明治村・登米イラストマップ
宮城県登米市登米町は「みやぎの明治村」として知られ、重要文化財・登米高等尋常小学校をはじめとして、近代洋風建築が点在し、まるごと建築博物館のような魅力あるまちです。
江戸時代は士農工商の身分制のまちづくりがなされており、通りごとに武家屋敷や町家、あるいは寺社が織りなす町並みが異なるのは江戸時代の都市計画のためです。
北上川の舟運とともに栄えた、自然豊かなまちの姿も魅力です。町家には、所々に川側に門をひらく住宅もあって、北上川とのつながりを見いだせます。また敷地に柿などの実のなる木や自家菜園を営む家も多くみられます。質素倹約を旨としたサムライは、住まいで自給自足的な生活を営んでおり、樹木や畑はサムライ文化の名残ともいえます。
城下町の建築文化すべてがコンパクトに凝縮され、しかも、近代化したハイカラなたてものまでも残るまち。ぜひその歴史を体感ください。
update date: 2024.08.14
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