新宿歴史絵図

東京都産業労働局と株式会社Strolyが行う実証実験として、東京・新宿エリアの観光デジタルマップを公開しています。マップ上では、新宿エリア内の観光スポットに関する情報が表示されるほか、GPSを使った現在地情報の表示、マップの切替などができ、バーチャルな観光体験が可能です。
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23件のスポット
寺社

後に江戸幕府の初代将軍になる戦国武将・徳川家康から土地を与えられて、1595年に創設されました。レトロな街並みが人気の神楽坂エリアにあり、朱塗りの門がひときわ目を引きます。まつられているのは古代からインドで信仰されてきた財宝の神様・毘沙門天です。日本では七福神のひとりとしても知られており、金運や勝運、厄除けなどのご利益があるといわれています。また、毘沙門天は虎とゆかりがあることから、本堂の入口は2体の石の虎に守られています。 住所 〒162-0825東京都新宿区神楽坂5-36 HP 公式サイト

鎌倉時代(1185年頃 〜1333年)に創建された、下落合駅の近くにある寺院です。本堂は1965年に京都の清水寺と奈良の長谷寺の長所を取り入れて建立されました。1966年に長谷寺から100株ほどの牡丹を譲り受けたことがきっかけで名所として知られ、別名“牡丹寺”と呼ばれています。現在は約800株ほどが植えられており、4月中旬〜下旬には美しい開花の風景を目当てに多くの観光客で賑わいます。 住所 〒161-0033東京都新宿区下落合4-8-2 HP 公式サイト

稲荷神社は日本中にある身近な神社です。平安時代(794年〜1185/1192年頃)後期の武将・源義家が戦いに向かう途中に雷雨に打たれてこのほこらの前で休んでいると、白狐(狐は稲荷神のお使いとされる)が現れ、義家の前で3回頭を下げたところ、たちまち雷雨が止んだそう。以来この神社は雷電(=雷と稲妻)稲荷神社と呼ばれるようになったと伝えられています。1928年以降、神様は近くの花園神社にまつられていますが、現在でも鳥居とほこらがあり、参拝することが可能です。 住所 〒160-0022東京都新宿区新宿4-4-23 HP -

1596年頃に僧の太宗が開いた「太宗庵」を前身とする寺院です。江戸時代、現在の新宿は宿場街として栄え、太宗寺もこのエリアにあったことから多くの参詣者がありました。しかし、1945年の東京大空襲で火災による大きな被害を受けました。現在、境内には「江戸三閻魔」に数えられる閻魔像や「江戸六地蔵」のひとつである銅造地蔵菩薩坐像など多くの文化財があり、毎年7月15・16日の縁日にお披露目されます。長年地域に親しまれているお寺です。 住所 〒160-0022東京都新宿区新宿2-9-2 HP -

新宿区百人町にある神社です。この土地には江戸時代に「鉄砲百人力」と呼ばれる武士たちが住んでいました。武士たちが射撃訓練の前にここにお参りをすると、それまで苦戦していた射撃が百発百中で的中するようになったことから、賭けごとに勝てる神社として親しまれるようになりました。宝くじが当たるパワースポットとしても愛されており、金運上昇を祈る人も多く訪れます。 住所 〒169-0073東京都新宿区百人町1-11-16 HP 公式サイト

日本を代表する大歓楽街「歌舞伎町」からほど近い場所にある花園神社。「商売繁盛」や「芸能」の神様がまつられ、古くから新宿の守り神として愛されてきました。明治通り沿いの入口に堂々と構える大鳥居は、新宿区内で最大級の大きさを誇ります。また、花園神社といえば酉の市というお祭りが有名で、毎年11月の酉の日には飾り熊手(商売繁盛を祈願する縁起物)を求める多くの人で賑わいます。 住所 〒160-0022東京都新宿区新宿5-17-3 HP 公式サイト
博物館・各種施設

東京都内で2番目に古い歴史があるこの能楽堂は、神楽坂駅からほど近い場所にあります。能楽とはユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統芸能で、その名門である矢来観世家は矢来能楽堂を本拠としています。関東大震災や第二次世界大戦による空襲により何度も焼失しながらも復興し、2011年には国の登録有形文化財に登録されました。毎月第2日曜日に能楽を観ることができ、日本語がわからない人向けの英語パンフレットが用意されています。 住所 〒162-0805東京都新宿区矢来町60 HP 公式サイト

新宿区の郷土の歴史を伝える区立の博物館として1989年に開館。古くは旧石器時代から現代までの新宿の歴史を堪能することができるスポットです。江戸時代の内藤新宿の宿場町や商家、昭和初期に走っていた路面電車の復元展示など、見どころはたっぷり。現代の新宿を知る前に、ここを覗いてみることで新たな発見があるはずです。 住所 〒160-0008東京都新宿区四谷三栄町12-16 HP 公式サイト

礼法の宗家で有名な小笠原家の第30代当主、小笠原長幹伯爵(旧小倉藩主)の本邸です。日本では希少である、完成度の高いスパニッシュ様式を取り入れて建設されました。敷地は江戸時代の小倉藩下屋敷跡地で、戦後一度は米軍に接収されましたが、現在は結婚式場・レストランとして運営されています。レストランでは日本食材にも造詣が深いゴンサロ・アルバレス料理長が作る、日本ならではのスペイン料理を楽しむことができます。 住所 〒162-0054東京都新宿区河田町10-1 HP 公式サイト

この絵画館は明治天皇と后である昭憲皇太后の功績を後世に残すために建造されました。その堂々とした雰囲気は明治神宮外苑のシンボルであり、青山通りから銀杏並木越しに見る景色は、東京を代表する風景のひとつです。展示されているのは日本画40枚と洋画40枚の壁画で、明治天皇のご生誕から崩御されるまでの出来事が忠実に描かれています。これらは一流画家による芸術作品であり、日本の政治・文化・風俗を学ぶ意味でも訪れる価値の高い施設です(2011年に国の重要文化財に指定)。 住所 〒160-0013東京都新宿区霞ヶ丘町1-1 HP 公式サイト

伊勢丹でショッピングや、新宿御苑散策の合間に、小腹が減ったり甘いものが食べたくなったらぜひ追分だんご本舗へ。「追分」とは古い言葉で“道がふたつに分かれる場所”という意味があり、この場所は甲州街道と青梅街道の分岐路で宿場町でもあったため、江戸時代から賑わっていたことがわかります。当時から庶民に愛されていたおだんごは、現代では東京名物とも呼ばれるようになりました。テイクアウトだけでなく、喫茶室もあるので休憩がてら寄り道しては? 住所 〒160-0022東京都新宿区新宿3-1-22 HP 公式サイト
手裏剣道場 新宿忍者からくり屋敷
博物館・各種施設

海外に住んでいる人の多くが思い描く日本らしさあふれるアイコニックな存在といえば忍者でしょう。そんな願望を叶えてくれるスポットが歌舞伎町にあります。このからくり屋敷ではマンガやアニメ、さらには夢にまで見た手裏剣投げの体験をはじめ、忍者刀にさわれたり、あこがれの忍者と一緒に記念撮影まですることができます。 住所 〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町2-28-13 第一和幸ビル 4F HP 公式サイト
史跡

世界で最も有名な忍者といっても過言ではない「服部半蔵」。四ツ谷駅から歩いて行ける西念寺には、2代目「服部半蔵正成」のお墓があります。正成は1542年に生まれました。父である初代「服部半蔵保長」は忍者でしたが、正成自身は武士として徳川家康に仕え、優れた槍の使い手となって多くの戦いで活躍しました。西念寺には、家康から正成に贈られたと伝わる槍が保存されています(本堂正面ガラス越しに見学可能)。 住所 〒160-0011東京都新宿区若葉2-9 HP 公式サイト

「小僧の神様」や「暗夜行路」で有名な、日本近代文学の父とも呼ばれる文豪・志賀直哉の居住地だった場所です。1949年には文化勲章も受賞しています。1938年4月〜1940年5月までの2年ほど、ここで妻と6人の子どもたちと共に暮らしていました。その生涯において20数回もの転居を繰り返しましたが、それぞれの場所で名作を創作してきました。 住所 〒169-0075東京都新宿区高田馬場1-32-15 HP -







