呉服屋を営んだ後、近年まで醤油醸造元を営んでいました。南側は呉服店として利用された町家を昭和初期に取得したものといわれ、北側は昭和初期に醤油工場に改造したものといわれています。

北側の主屋とともに大正期に小池家が買得したものです。手斧仕上げの柱を用い、当初は腰壁も漆喰仕上げで、建築年代は18世紀に遡ると考えられます。

江戸時代には、魚問屋と小商いを営む人が住んでいたようです。

江戸時代に町年寄を務めた家柄で、間口六間に及ぶ大きな町家で内部にも大きな梁が掛け渡され、桜の大黒柱が残っています。

元々は酒造を営む町年寄格の屋敷と見られ、裏手に酒蔵を配する余地も窺えます。昔は船宿をしていました。

海産物の問屋、魚問屋をしていました。主屋の建築年代は19世紀中期と見られ、座敷の増築は大正期と考えられます。

古い民具、漁具が展示してあります。建築年代は18世紀後期に遡ると考えられます。

海産物問屋で毛利藩直轄の荷受をしていたそうです。外壁に穿たれた粋な連窓と目の細かい格子戸が優雅です。

かつては蒲鉾製造業を営んでいました。昭和初めに道路拡張のため、表側が斜めに切り取られた珍しい形となっています。

吉田家の菩提寺で、吉田松陰先生の直筆の書などを所蔵しています。

浜崎の典型的な町家です。浜崎のおかあさんたちが常駐していて、引札の展示や手作りの布小物、絵葉書など浜崎グッズも販売しています。 ↓施設の詳細はウェブサイトにてご確認ください 【旧山中家住宅】https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100076

北国問屋も営んだ浜崎の豪商です。建築年代は18世紀後期と考えられます。

1655年、浜崎の廻船が大阪湾の沖で大風に遭い難破しそうになった時、日頃信仰していた住吉大明神に祈ったところ、浜崎の廻船だけが無事に助かったことから、浜崎の町人は大変感謝し、大阪の住吉大社にお参りし、萩の浜崎に航海の安全を願い勧請しました。

お土産で有名な“萩ガラス”や“幕末パン”を作ったという幕末の科学者、中嶋治平の旧宅地です。萩でのコレラ流行を防いだり、蒸気機関や写真術、染色やパン製造など萩藩の様々な科学の発展に尽力しました。

夏みかんや鮮魚の商いを行っていた商家です。主屋は大正末期から昭和初期の建築、座敷は明治8年の建築を大正初期に移築したものと伝わっています。

藤山商店と号して雑貨商を営んでいました。大正期を代表する町家建築です。

浜崎の町割りは「吹上」と呼ばれる微高地から緩やかに湾曲して下がっていく天然の地形に沿って作られています。この通りは浜崎沖から吹きつける風が一番強く当たる場所です。

対岸の鶴江に船で行けます。藩政時代、川内に入るには、２本の橋しかなかったので、渡し船が活躍していました。今でも現役の手漕ぎの渡し船です。 時 間 ： ７：００〜１１：００、１３：００〜１５：００、１６：００〜１８：００ 定休日 ： 毎月第1、3日曜日は船の点検を行います。 その他 ： 天候により運休の時は、鶴江側に赤い旗が揚げられます

一気に昭和にタイムスリップ。今も使われているポストです。ぜひ旅の思い出をハガキに書いて、出してみてはいかがですか？

今も使われている蔀戸（しとみど）に注目です。

幕末に活躍した豪商、梅屋七兵衛の晩年の旧宅です。七兵衛は藩の武器を買い入れる命を受け、上海から命がけでイギリスの鉄砲千丁を持ち帰り、幕府との戦いに貢献しました。現在は「梅ちゃんち」の愛称で、萩市への移住希望者向けのお試し暮らし住宅として利用されています。

林家は江戸時代から明治にかけて油や蝋（ロウ）を売っていました。手入れが行き届いた庭園と茶室を備えた、浜崎を代表する町家です。

藩主の御座船や軍船を格納していたところです。資料によっては4棟の倉が描かれていますが、残っているのは中央に位置した大船倉で、藩主の御座船を格納した建物です。屋根付きの御船倉が残るのは全国でもここだけです。

角地に建つ大きな商家です。北側の荒物商売を営んだ部分と南側の御米船問屋を営んだ部分を１つの町家に改修しています。