萩まちじゅう博物館 椿おたからマップ(北部)

山口県萩市の椿エリアのおたからマップです。 平成29年3月時点での情報です。現在変更になっている場合もありますので、予め、ご了承ください。
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金谷神社は金谷天満宮と呼ばれ、城下の入口に位置していました。江戸時代には金谷神社の前に萩城下町の表玄関ともいえる大木戸が設けられていて、日暮れから夜明けまでは治安維持のため城下への出入りを差し止めていました。

大正時代に建築されたもので、白い壁に明るい水色の柱や梁が美しい洋風建築は、開業当時の姿をよく残し、80年余りを経た現在も駅舎として使用されています。駅前には日本の鉄道の父・井上勝の銅像が建てられています。
逆サイフォン式の用水路
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椿には農業用水と河川とが交差する箇所があり、両方の流れを通すために逆サイフォン(隙間の無い管を使って液体をU字型に運ぶ装置)を利用して川の下に農業用水を通しています。先人たちが工夫をこらして農業基盤を築いてきたことが分かります。

初代藩主毛利秀就の菩提を弔うために建てられた寺院です。毛利家の菩提寺としては椿東(ちんとう)の東光寺(とうこうじ)と対になっていて、大照院には初代と2代から12代までの偶数代の藩主と夫人の墓があります。また、萩の乱(維新後の不平士族の反乱の一つ)の首謀者の1人で、処刑された奥平謙輔の墓もあります。

椿をはじめ周辺地区の氏神様として大事にされてきた神社です。鎌倉時代に川上に勧請され、その後現在地に移され、江戸時代には毛利氏の庇護を受けて本殿などが整備されました。かつて石段の前には広い馬場があり、流鏑馬(やぶさめ)の祭事も行われていました。

東大寺の大仏殿を創建するとき、沖原から連れて行った白牛が抜群の働きを見せたので、天皇から大いに褒められ、白牛の飼い主は「葵の前」という姫をもらい受けました。しかし田舎暮らしに慣れない葵の前は、都恋しさに泣いてばかりで、そのまま亡くなってしまいました。その姫を祀った社が今も残されています。
逆サイフォン式の用水路
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椿には農業用水と河川とが交差する箇所があり、両方の流れを通すために逆サイフォン(隙間の無い管を使って液体をU字型に運ぶ装置)を利用して川の下に農業用水を通しています。先人たちが工夫をこらして農業基盤を築いてきたことが分かります。